SDGsで目指す地球1個分の暮らしってどんなもの?持続可能な未来を思い描こう!open Meeting vol.9に参加しました。

2019/01/24(木)アースデイ東京のイベント「SDGsで目指す地球1個分の暮らしってどんなもの?持続可能な未来を思い描こう!open Meeting vol.9」に参加してきました。

◯ イベント概要

主催者: Earth Day Tokyo/アースデイ東京
開催場所: LOFT9 Shibuya 東京都 渋谷区円山町1-5
開催日: 2019年1月24日(木)19時から20時30分まで
参加費:一般、3,000円

Facebook イベントページ
https://www.facebook.com/events/520390378447701/

◯ 車で参加

今回は、友人と二人で参加しました。渋谷へは、自分の車で向かいました。宇都宮を 15時30分に出て、渋谷に到着したのは、17時30分ごろだったと思います。駐車場がカーナビで見つかって、スムーズに駐車することができました。東京の勉強会に行く場合、駐車場が近くに見つかるかどうかが難しくて、駐車場の少ない街だと結構、焦ります。

◯ 消費エネルギー/料金計算

駐車料金は、2,100円。高速料金は、行きが 4,160円(宇都宮ー富ヶ谷)、戻りが 3,880円(富ヶ谷ー鹿沼)でした。誰かと行くなら車の方が安いと思います。

走行距離は、片道 131 kmで、燃費が 20 km/リットル くらいなので、消費したガソリンは、片道 6.5 リットルくらいです。1リットル = 132円 なので、片道のガソリン代は、864円くらいです。

◯ 隣席の人との会話

受付をして、開会まで待ちました。

1オーダー制(注文を何かひとつする料金別)ということで、烏龍茶を頼んで、飲みながら待ちました。

その間、たまたま隣の席にいた方と話になり、名刺交換をしました。

その方は、アースデイ東京の理事の方で、八田謙太郎さんという方でした。八田さんは、20年くらい前から存在するアースデイマネーという地域通貨を引き継いだのだそうです。今度、地域通貨の話を聞けたら良いなと思いました。

八田さんは、グラフィックデザイナーをされていて、最近、埼玉の田舎の方(秩父かな)に住居を移されたそうです。

以下のイベントを紹介いただきました。

Peace on Earth
http://www.earthday-tokyo.org/2018/03/05/5530

◎アースデイ東京2018記者発表(ピースオンアース内)

⽇ 時: 2018年3⽉11⽇(日) 15:15スタート、16:20終了
会 場: 日比谷公園 噴水広場(イベントpeace on earth内)
主 催: アースデイ東京2018実行委員会

その他に栃木では、どうなんですか?という話になって、栃木でもアースデイをやっていて、最近は、アースデイ日光というイベントがありました。と話しました。

「アースデイ日光のホームページを私が作ったので、見てください。」と言うと、すぐ見てくれて。切腹ピストルズが参加したことに驚いていて、栃木市に住んでいるということを話すと驚いていました。

◯ うどん職人

会場では、うどん職人と言う人がうどんをまかないで出していて、食べれなかったけど、食べたかった。会場は、マイ箸、マイ皿、持参だったので、持ってゆくのを忘れて、食べれませんでした。

なんで、うどんを振る舞っているのかと言うと「地産地消の豚汁12人前と地産地消でない豚汁12人分では、二酸化炭素の排出量が12倍も違う。」と言うことが、大学生の研究でデータが出ていて、そのアピールとして、うどんを振る舞っているようでした。

◯ アースデイについて、とアースデイ東京のはじまりの話

アースデイ東京のホームページ
http://www.earthday-tokyo.org/

アースデイというイベントがどのようなイベントなのか?アースデイ東京は、どのようなイベントなのかを説明していただきました。

もともとアースデイは、アメリカのウィスコンシン州選出のアメリカ合衆国上院議員であったゲイロード・ネルソンが当時スタンフォード大学の大学院生であったデニス・ヘイズをアメリカ合衆国内の活動の統括役として選び出し、始まったイベントだそうです。

最初の開催日は、1970年4月22日で、それ以来、4月22日前後に開催されることが多いようです。

日本で最初に行ったアースデイイベントと言うものがあり、それが何かと言うと銀座の歩行者天国がもともとは、日本で始まったアースデイだったそうです。(谷崎テトラさん情報)

現在は、歩行者天国イベントは、アースデイの理念をみんな忘れちゃっていよね。と言うことでした。

アースデイ wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%87%E3%82%A4

◯ WWF 石原明子さんのプレゼン

いかに現在の文明が持続可能でないか。というプレゼンでした。私もなんとなく取り組まなければいけない問題だよね。というイメージでしたが、この問題の重大さが良くわかりました。

石原さんのプレゼンは、Living Planet Report 2018 によるものだそうです。興味のある方は、以下のリンクをご覧ください。

世界の生物多様性は60%を喪失 WWF『生きている地球レポート2018』を発表
https://www.wwf.or.jp/activities/activity/3779.html

生きている地球 レポート2014 – WWFジャパン
https://www.wwf.or.jp/activities/data/WWF_LPRsm_2014j.pdf

Living Planet Report 2018 | WWF
https://wwf.panda.org/knowledge_hub/all_publications/living_planet_report_2018/

WWF(世界自然保護基金)とは?

世界自然保護基金は、世界最大規模の自然環境保護団体である国際的NGO。1986年まではWorld Wildlife Fundとして活動し、略称もここからとられている。

第2回しあわせの経済フォーラム 2018に参加しました。

第2回 しあわせの経済フォーラム 2018 に午前中だけ参加しました。

◯ ノーバーグ・ヘレナ・ホッジの謝辞

午前中は、ノーバーグ・ヘレナ・ホッジの基調メッセージを辻さんが読み上げました。

私は、途中から聞いたのですが、気になった言葉が Big picture activism と言う言葉でした。

うまく理解できている自信はないのですが、私なりの解釈を載せさせて頂くと

Big picture activism と言うのは、様々な違いを乗り越えならが大きな絵に向かってみんなで前に進んでゆく市民活動と言うような意味だと思いました。

Earth Talk: Helen Norberg Hodge Big Picture Activism(英語)

https://www.youtube.com/watch?v=RZd3es18JW8

◯ ジェイ・トンプトさんの講演

続いて、イギリスのトットネスで Reconomy project を推進している ジェイ・トンプト さんの講演でした。

Reconomy Project:Reconomy Centre(英語)

https://reconomycentre.org/

トンプソンさんは、はじめにトランジションタウンう運動の根拠について、話しました。

IPCC とは?(日本語)

http://jccca.org/ipcc/about/index.html

第1作業部会(科学的根拠)(日本語)

http://jccca.org/ipcc/ar5/wg1.html

“人間活動が20世紀半ば以降に観測された温暖化の支配的な要因であった可能性が極めて高い(可能性95%以上)”

今回の報告で、可能性が90%から95%に引き上げられたそうです。

トンプソンさんは、IPCC の報告は、控えめすぎると言っていました。

— 記者(佐藤 順)の私見
以前、私もトランジションタウン栃の木の Facebook グループでピークオイル問題が解決したのだからトランジションタウン運動は、次の役目に移る必要があるんではないか?と言う投稿をしました。
しかし、トランジションタウン・トットネスでは、地球温暖化が進んでいる以上、活動は、これまで通り、進めてゆく(方向性を変える必要はない)と言うことのようです。

続いて、Reconomy project のタグライン(スローガン)は、citizen led economic transition(市民主導による経済的な移行)と言うことでした。

私たち市民は、私たちの健全さを維持する権利、私たちの属する社会を健全にする権利がある。ともおっしゃっていました。

— 以下、広聴中のメモ

しなやかさ

Resilience

持続可能な開発

新しい経済のプレイヤーたちがロールモデルを生み出し、より輝くための環境づくり

Actor

複雑な組織、複雑な経済の中に私たちはいる

しかし、答えをはじめから知っている必要はない

触媒となるものをどのように作るべきか

マークザッカーバーグになる必要はない

新しい起業家を作るべきである

文化的な構造

エコロジカルフットプリンを消す

コミュニティオーガナイザー

そこに存在している地域の経済的社会的資本を動かして行く

つなぎ合わせることで起業家になることができる

若い人たちのメンタリング

企業型生態系の構築

既存のステークスホルダとのつながりを作る

共同銀行を作る

いろいろなリソースがつながるような経路を作る

レエコノミー運動の骨子

活動をつなぐ

まとめて行く

ローカルの起業フォーラム

オープンスペース

スケジュールがなくゆっくり話し合える

needs と offer

食事を共にした後、ローカル企業のプレゼンを聞く

Investor

投資家

Entrepreneur

起業家

この部屋の中には、愛があふれているよね。(ローカル起業フォーラム参加者の声)

— 記者(佐藤 順)の私見
Reconomy project は、千葉県いすみ市の鈴木菜央 くんのプロジェクトが参考にしているみたいで、日本では、いすみ市が進んでいるのかなと感じました。

◯ ソーヤー海くんの講演

はじめに「はぜ、私たちは、今ここにいるのか?」と言う問いかけから始まりました。

ソーヤー海くんが活動を始める経緯を聞くことができました。

911で、アメリカが軍事攻撃に向かおうとしている時にアメリカにいて、その世の中の移り変わりの速さに疑問を感じたそうです。

当時、大学生でしたが、軍事攻撃をやめさせるため大学も休校になる程だったそうです。

それから世界を平和にする活動(本人は、それしか興味がない:平和活動オタク「自称」)に進んでいったそうです。

そのあと、隣の人と「なぜ自分が今ここにいるのか」を話し合ってみてくださいと言うワークショップになりました。

ワークショップがスタートすると静かった会堂がざわつきはじめました。

5分間、ワークショップをした後、海くんは、「これが革命だ」と言いました。

人が繋がることが革命と言うことのようです。

— 記者(佐藤 順)の私見
ソーヤー海くんの問題にしているグローバリズムは、アメリカ式グローバリズムと言えるようなものなのかなと思いました。
アメリカ式グローバリズムと言うのは、多国籍企業が政府よりも上位に位置し、人権や環境などの守るべき最低限のものを破壊して企業の利益をどこまでも追求してゆくようなグローバリズムのことです。
私自身は、日本のグローバリズム(TPP)は、もう少し社会的な公正が保たれようとしているのかなと期待しています。

トランジションタウン栃の木 – 宇都宮事務局 – 佐藤 順 2018/11/11 15:23 記

はじめまして!

 

2015年12月25日の満月の夜に誕生しました、トランジションタウン栃の木~Transition Town Tochinoki(TTT)~です。

どんなコミュニティ?
市民一人一人が持つ創造力を持ち寄って、自然と人が共生する循環型の暮らし創りを目指すコミュニティです。

どんなことをするの?
ロケットストーブを使ったアウトドアキッチン、パーマカルチャーのお話会、ご飯のシェア会交流会、自然な農やフォレストガーデン創り、地域通貨による「くるくる交換会」、チクチク縫い縫い、糸紡ぎや竹チャルカ、竹籠作りワークショップなどなど、身の周りに既に溢れている豊かな資源に注目して、そうした資源をみんなで活かし合える暮らしの文化を育んでいきます。

トランジションタウン運動とは?
トランジションタウン運動は、世界中の持続可能な暮らしの智慧を集めてPlanet Repair(惑星の修復)を目的とした関係性のデザインを体系化した「パーマカルチャー」と呼ばれるデザイン思考の講師、ロブ・ホプキンスが、2005年秋イギリス南部デボン州の小さな町トットネスで立ち上げ、瞬く間にイギリス全土、欧州各国、北南米、オセアニア、日本など世界中に広がった市民主体による草の根運動です。
日本では、様々な地域で約46のトランジションタウン活動団体が立ち上がっています。

世界各地に広がる市民運動「トランジション・タウン」って? 地域の暮らしを考え、変えていく「藤野トランジションの学校」開校!

「トランジションタウン栃の木」も、栃木県内外で持続可能な循環型の暮らし創りに取り組む人々と繋がりながら、楽しく学び合える暮らしを創造していきます。

よろしくお願いします。