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現在の消費社会がなぜ、どのように生まれて、発展してきたかを説明し、その危険性を指摘しています。過去にも、トゥルー・コストという映画でも扱われたテーマですが、この映像では、安価で質の良い布がどこでどのように生産されているかという情報を含んでいます。

現代の国際社会は、トランプ政権あたりからバランスが崩れ、統治が乱れ、新たな統治へと変化しています。社会主義体制は、民主主義体制を批判し、民主主義体制は、社会主義体制を批判し、どちらが主導権を得るか、せめぎ合っています。

当事者ではない第三国は、それらに振り回されたり、静観していたりしています。

ルドルフ・シュタイナーの社会有機体三分節化論では、国家は、法生活の領域で法的な主体です。法生活の理想は、平等です。

現代の国際競争は、本質的に経済的な争いです。

シュタイナーは、国家は、経済的な主体ではないと言っているのかもしれません。

政治(法)と経済の管理を分けられると良いですね。

シュタイナーによると法的な主体と経済的な主体の管理を行う人材は、異なる過程で選出されます。

グローバル経済では、満たせない心を満たすことができるのは、ローカル経済の友愛

グローバル経済は、航海時代、産業革命なども含めて、歴史的に時間をかけて発展してきました。そして現在も拡大を続けています。そして、グローバル経済の問題点も多数、指摘されています。グローバル経済を肯定したくは、ありませんが、社会の基礎として、排除できかねるものという認識は、否定できないのではないでしょうか??

トランジションタウン栃の木の宇都宮事務局が取り組んでいる地域通貨じねん自然は、経済の理想は、自由ではなく、友愛であると設定しています。

グローバル経済で物質的には、豊になりましたが、コンビニで買い物をしても心は、満たせませんよね??

グローバル経済がどんなに発展しても、人々の心は、満たせないのではないでしょうか??

グローバル経済では、満たせないひとの心を満たせるのは、友愛に基づいたローカル経済なのではないか??その部分にローカル経済を発展する意味の一部があるように思います。

トランジションタウン栃の木の宇都宮事務局では、そのように考えています。

要求する市民から参加する市民へのトランジション

「市民自治へと移行する街」とは??

藤野に見学ツアーに行ったとき、ガイドの高橋靖典さんが「トランジションタウン運動をしてどんな変化がありましたか??」という参加者の質問に「市民自治意識が高まりました」と言っていて、そこから「ああ、そうか、トランジションタウン運動をすると市民自治意識が高まるのか!」と思って、このタグラインをつけました。市民自治意識を高めるには、シチズンシップ教育(市民意識教育)が必要だと思います。トランジションタウン運動って、もともとピークオイル問題を市民の力で乗り越えよう!ということではじまったわけだけど、ピークオイル問題を過ぎた現在でも市民運動という意味でこれから先の時代も必要だと思う。(佐藤 順)

コミュニティ・オーガナイジング

コミュニティ・オーガナイジング(コミュニティの組織化)

2001年のフェアトレードタウン運動や2006年のトランジションタウン運動のベース(基礎)になっている概念と思われる。というか、時代の空気をつくっているひとつの要素なのかな??市民運動の歴史を調べると良いかもね。

コミュニティ・オーガナイジングとは??

北関東でトランジションタウン運動を行っている人々の Facebook メッセンジャーグループができました。

掲載日時: 2021/11/02 18:48

ヒデさんがオンラインで来る♪ お話会 の Zoom による振り返り会が開かれました。その際に北関東(群馬、栃木、茨城)でトランジションタウン運動を行う人々の Facebook メッセンジャーのグループができました。

興味のある方は、お問い合わせください。

来月イベントあります!!

ヒデさんがオンラインで来る♪ お話会 @ 那須まちづくり広場

榎本英剛(えのもとひでたけ)さんのご著書『僕が変わればまちが変わる、まちが変われば世界が変わる~トランジション・タウンという試み』の出版記念イベント」です。日本のトランジションタウンの発起人 ヒデさんが、日本における13年間の歩みについて、「お話」してくれます。お話の内容;
・気候変動へのアクション、
・SDGsの実践例
・ 市民の自主的な持続可能な活動例
・ ライフスタイルの見直し方
・ コミュニティのつくり方 などなど。会場 那須まちづくり広場 
   1階アート教室
栃木県那須郡那須町豊原丙1340(旧朝日小学校)参加費:¥2,200(本の購入代金として)
*すでに本をお持ちの方は、参加申し込みをして、当日本をご持参ください。参加券になります。
*本をお持ちでない方は、参加申し込みをして、当日受付にて¥2200(税込)をお支払い下さい。本を一冊お渡しします。参加申し込み方法
トランジションタウン那須
e-mail jnnhn229@ybb.ne.jp(梅津礼司宛)に、
「ヒデさんのお話会参加希望、氏名、住所、電話番号、本の有・無」をご記入の上、8月5日までにお申込みください。(先着30名)

@共同主催
那須まちづくり広場
トランジションタウン那須
アースデイ那須2021実行委員会
トランジションタウン栃の木
https://tochi-no-ki-201512.tochigi-citizens.org/
https://www.facebook.com/tochi.no.ki.2018

@協賛
非電化工房

◎榎本英剛さんのプロフィール
1964 兵庫県生
よく生きる研究所 代表
大学院大学至善館 教授
NPO法人トランジション・ジャパン設立。コーチ養成機関CTIジャパン創設。NPO法人セブン・ジェネレーションズ設立等
著書;『部下を伸ばすコーチング』(PHP研究所)、『本当の仕事』(日本能率協会)、『本当の自分を生きる』(春秋社)、訳書に『バーチャル・チーム』(ダイヤモンド社)、共訳『コーチング・バイブル』(東洋経済新報社)『トランジション・ハンドブック』(第三書館)、『アクティブ・ホープ』(春秋社)等。詳しくは、以下のURLにご確認ください。

著書とイベントについて
https://ttfujino.net/book

トランジション藤野について
https://ttfujino.net

NPO法人トランジション・ジャパンについて
https://transitionjapan.net

那須まちづくり広場について
http://nasuhiroba.com/

Facebook イベントページは、こちら!!

『僕らが変わればまちが変わり、まちが変われば世界が変わる~トランジション・タウンという試み』出版記念イベントに参加しました。

掲載日時: 2021/03/12 01:13

こちらの書籍の出版記念イベントに参加しました。

実は、榎本英剛さんのお話を聞くのは、これが初めてでした。お話を聞くとなぜトランジションタウン運動を日本で始めたのかがよくわかりました。

もともとコーチングの勉強を海外でされていて、「ひとの可能性を引き出す社会とは、どういう社会か?」やイギリスのフィンドフォーンの人々が「どういう心理状態でいるのか?」ということに興味があったとのことでした。

そして「質素な暮らしをしているが、心が豊かであることがわかった」とのことでした。

「1からエコヴィレッジを作っていたら間に合わない、いま、存在する街を変えたほうが良い」という考えに至ったとのことでした。

トランジションタウン運動は、2006 年、イギリスのトットネスではじまりました。

トランジションとは、移行するという意味。何から何への移行なのか?

それは、持続不可能なコミュニティから持続可能なコミュニティに移行。

持続不可能とは、外部にしか存在しない資源に依存していること。

日本もエネルギーなど、外部の資源に依存している。外にしか無い資源に依存していると無力感を感じて暮らさなければならない。

トランジッションタウン運動は、「行政でもなく、ビジネスでもなく、市民の力でやってゆく」

NOを主張することは、大切なことですが、NO だけではなく、実際の提案をすることがトランジションタウン運動とのことでした。

続けて、地域通貨よろずの池辺さんからの講義でした。

地域通貨よろずも、現在は、350世帯、700人に拡大しているとのことでした。

話を聞いていて感じたのは、

地域通貨の価値観を共有する

ことの大切さでした。地域通貨じねんもこの部分は、うまくいっていないので、頑張らなければいけないなと思いました。

次に質疑応答ですが。

やりたいひとがやりたいことをやりたいときにやりたいだけやるというのは、どのようにマネイジメントしたのか??という質問がありました。

回答者は、榎本さんです。

マネイジメントは、誰かが上で、誰かが下というイメージがあるのであまり好きでは無いとのことでした。

コントロールしない、生まれてくる熱をコントロールすると熱が冷めてしまう。

次に地域通貨で、不正などは、なかったのか?という質問。

地域通貨よろずの池辺さんの回答でした。

不正のモチベーションが起きない。目的は、たくさんの繋がりができること。とのことでした。

補足情報です。

2021年4月から2021年7月にかけて、著者の榎本さんが全国行脚を行うとのこと。榎本さんのお話を聞いてみたい方は、トランジションジャパンにお問い合わせくださいとのことでした。

トランジション・ジャパンお問い合わせフォーム

WorldShift Forum 2020 に参加しました。

佐藤順です。

https://facebook.com/events/s/worldshift-forum2020/155037585872121/?ti=cl

2020年4月25日(土)午前11時より WorldShift Forum 2020 に参加しました。

このイベントは、アービン・ラズロー博士の WorldShift と言う考えをもとに現代の叡智を結集し、人類の精神をよりアップグレード(向上)させるための会議です。

わたしは、2014年に宇都宮を中心に行われていた勉強会(テトラゼミ)で構成作家の谷崎テトラさんと知り合いました。

テトラさんの講義は、毎回、おもしろく、テレビでは、知ることのない知識を得ることができました。

地域通貨じねん自然もテトラゼミの中で生まれた活動です。

最近は、食べるための仕事で忙しく、コロナウイルスの影響もあり、トランジションタウン栃の木や地域通貨じねんの活動は、できていませんでした。

しかし、今回のイベントは、オンラインでの開催ということもあり参加しました。

本間正人 (京都芸術大学副学長、松下政経塾研究主幹)先生の講義では、「あなたにとって、学ぶということは、何色ですか??」と言うグループディスカッションがありました。

自分は、学ぶには、情熱が必要だから情熱の赤。でも、最近の自分には、そんなに情熱が感じられないからオレンジにします。と話しました。

他の参加者は、レインボーカラーと言う意見でした。一緒に参加していた赤ちゃんは、大声で黄色!と言っていたな。

本間正人 (京都芸術大学副学長、松下政経塾研究主幹)先生の WorldShift は、De Human → Re Human とのことでした。

この意味は、人間的なものを排除してゆく社会からふたたび人間的な社会へ。と言う意味だそうです。

まったく、そのとおりだなと思いました。自分がしているコンピュータの仕事も人間的なものをどこまでも排除してゆく仕事です。

そんなにコンピュータが好きなわけではないので、なかなかつらい仕事です。

竹村真一(京都造形芸術大学教授、Earth Literacy Program 代表)先生の話は、コロナのような感染症の問題は、人類が都市をつくり始めてからずっと残っている問題で、見未だに解決できていない宿題だ。と言う提言でした。

竹村先生は、出身大学の東北芸術工科大学の教養科目(文化人類学)でお世話になった先生です。

先生の講義は、いつもおもしろく、文化人類学的な視点のデザインの話など、興味深かったです。

中村陽子(NPO法人メダカのがっこう理事長)先生のお話は、薬を飲むと腸内細菌が死ぬ。と言うのが、衝撃的でした。わたしも統合失調症の薬を毎日飲んでいて、うんちが黒いのが気になっているので、腸内細菌が死んでいるのかもですね。

熊野英介(信頼資本財団 代表理事)先生のお話は、わたしがやっている地域通貨などの経済の話なので、興味深かったです。

経済には、強い経済と弱い経済があって、人間は、強い経済に引っ張られるというお話のように受け取りました。

しかし、弱い経済は、人間の心の豊かさに関わるので、弱い経済も重要だが、現在は、強い経済に引っ張られている。

弱い経済を増やすには、弱い経済の見える化が必要物事でした。

わたしは、この弱い経済は、友愛経済など、現代では、貨幣価値にのらない価値のことなのかなと受け取りました。

他にも興味深い話が多かったのですが、参加から時間が経ってしまい記憶が薄くなってしまいました。申し訳ないです。

ちゃんとメモしながら聞けばよかったです。