佐藤順です。
https://facebook.com/events/s/worldshift-forum2020/155037585872121/?ti=cl
2020年4月25日(土)午前11時より WorldShift Forum 2020 に参加しました。
このイベントは、アービン・ラズロー博士の WorldShift と言う考えをもとに現代の叡智を結集し、人類の精神をよりアップグレード(向上)させるための会議です。
わたしは、2014年に宇都宮を中心に行われていた勉強会(テトラゼミ)で構成作家の谷崎テトラさんと知り合いました。
テトラさんの講義は、毎回、おもしろく、テレビでは、知ることのない知識を得ることができました。
地域通貨じねん自然もテトラゼミの中で生まれた活動です。
最近は、食べるための仕事で忙しく、コロナウイルスの影響もあり、トランジションタウン栃の木や地域通貨じねんの活動は、できていませんでした。
しかし、今回のイベントは、オンラインでの開催ということもあり参加しました。
本間正人 (京都芸術大学副学長、松下政経塾研究主幹)先生の講義では、「あなたにとって、学ぶということは、何色ですか??」と言うグループディスカッションがありました。
自分は、学ぶには、情熱が必要だから情熱の赤。でも、最近の自分には、そんなに情熱が感じられないからオレンジにします。と話しました。
他の参加者は、レインボーカラーと言う意見でした。一緒に参加していた赤ちゃんは、大声で黄色!と言っていたな。
本間正人 (京都芸術大学副学長、松下政経塾研究主幹)先生の WorldShift は、De Human → Re Human とのことでした。
この意味は、人間的なものを排除してゆく社会からふたたび人間的な社会へ。と言う意味だそうです。
まったく、そのとおりだなと思いました。自分がしているコンピュータの仕事も人間的なものをどこまでも排除してゆく仕事です。
そんなにコンピュータが好きなわけではないので、なかなかつらい仕事です。
竹村真一(京都造形芸術大学教授、Earth Literacy Program 代表)先生の話は、コロナのような感染症の問題は、人類が都市をつくり始めてからずっと残っている問題で、見未だに解決できていない宿題だ。と言う提言でした。
竹村先生は、出身大学の東北芸術工科大学の教養科目(文化人類学)でお世話になった先生です。
先生の講義は、いつもおもしろく、文化人類学的な視点のデザインの話など、興味深かったです。
中村陽子(NPO法人メダカのがっこう理事長)先生のお話は、薬を飲むと腸内細菌が死ぬ。と言うのが、衝撃的でした。わたしも統合失調症の薬を毎日飲んでいて、うんちが黒いのが気になっているので、腸内細菌が死んでいるのかもですね。
熊野英介(信頼資本財団 代表理事)先生のお話は、わたしがやっている地域通貨などの経済の話なので、興味深かったです。
経済には、強い経済と弱い経済があって、人間は、強い経済に引っ張られるというお話のように受け取りました。
しかし、弱い経済は、人間の心の豊かさに関わるので、弱い経済も重要だが、現在は、強い経済に引っ張られている。
弱い経済を増やすには、弱い経済の見える化が必要物事でした。
わたしは、この弱い経済は、友愛経済など、現代では、貨幣価値にのらない価値のことなのかなと受け取りました。
他にも興味深い話が多かったのですが、参加から時間が経ってしまい記憶が薄くなってしまいました。申し訳ないです。
ちゃんとメモしながら聞けばよかったです。